思えば、真央は、フィギュアの国の、妖精でした…
思えば、真央は、フィギュアの国の、妖精でした…
彼女は、氷上に舞い降り、ひたすら踊り続けました。
その舞は、この世のものとは思えない、夢のような、舞でした。
それもそのはず、彼女は魔法を使っていたんですから…
彼女は、この地で、心無い人々から、たくさんの辛い仕打ちを受けました。
でも、彼女はそんな時も、魔法の力で、全部撥ね退けました。
ある日、真央は、妖精としての使命を終え、この地で、人間、浅田真央、として生きることになりました。
魔法を失った彼女に、今度は、人間として、選手として、たくさんの試練が待っていました。
でも今度は、世界中の真央ファンが、彼女を守ってくれました。
そんな真央も、今は、その、選手としての使命を終え、
人間、浅田真央として、新たな歩みを始めています。
あたたかな、真央ファンの、愛に、
包まれながら…
真央は、フィギュアの国の、妖精でした…
本当に・・・妖精ですよねえ・・・。
妖精だからこそ、捕まえて自分のものにしてしまおうとする人や、それを利用してひとやま当てようとするような
有象無象が群がってくるんですねえ・・・。
そして言いなりにならなかったら、報復する。叩いて苛め抜く、羽を毟る・・・。
なのにそれでも輝きと、魂は穢されることなく、美しさを失わなかった。
やっぱり妖精ですね・・・。
ジゼルさん、
>なのにそれでも輝きと、魂は穢されることなく、美しさを失わなかった。
ホント、彼女は最後まで、その輝きは、失いませんでした。
そして、その演技は、まさに、妖精だったと思います。
今、彼女の演技を観るにつけ、そう思います。