どうした、アキュフェーズ?!
前回記事にしました、Zジジィさん、私のリクエストをうけた、ということでもないでしょうが、アキュフェーズ+JBL4365のメインシステムの動画を公開されました。
と言っても曲は前回のバディリッチやベイシーではなく、女性ボーカル。
使用したCDは、オムニバスもので、その中からお好きだと言う曲をローズマリークルーニーで。
システムは、
CDプレーヤー DP-700
プリアンプ C-3800
パワーアンプ M-6000
スピーカー JBL4365
機械の値段はそれなりのもので、笑、例えば、プリアンプのC3800は、170万円税抜きです。笑
何か何か言いながら、結構この方、ハイエンドの部類に入ります。
まあね、ですから、一般的な、オーディオ的にいい音出て、当たり前、です。笑
いや、ホント。
で、曲はロージーで「You Took Advantage Of Me」
これは、「Rosie Solves the Swingin Riddle」というアルバムの5曲目に収録されているもので、アルバム邦題は、たしか、ローズマリー・クルーニーとネルソン・リドル。
ではどうぞ。
で、私の。
ついでに、「April in Paris」も。
どうでしょう。
結論から言いますと、どうした?アキュフェーズ!?って感じですね。
何故って、ニュアンスが出ていない。
ネルソンリドルの贅沢でゴージャスでこ洒落たオケをバックに、ゆったりと安心して、力まず、ジャージーに歌っているロージーの、そんな雰囲気が、出ていませんね…
録音マイクの音もあるのでしょうが、このアルバムはもっと温度感があって、そう、ホットな感じがあります。
が、さすがのJBLも、入り口から全てアキュフェーズでは、なんとも出来ない感じです。
ロージーもネルソンも、そしてJBLも、みんな窮屈な感じ…笑
アキュフェーズって、こんなものか…と、思った次第。
勿論、ここまでしっかり鳴らせたのも、Zジジイさんのシステムへの色々な対策あってのことでしょうが、それでも、こういったミディアムテンポのジャージーな曲のスウィング感が、出ないんですね…
でもまあ、救いは、ご本人、多分、そこまでオーディオに求めていらっしゃらないだろうなあ、ということ。
そこまでというか、そこから先に行くおつもりはないでしょうね。
オーディオ機器から出てきた、表面的な、「音」のみを語るオーディオ。
オーディオ機器とその音について語っているんだから、何の問題もないんですけどね。笑
でもね、その音って、音だけれども、「音楽」だからね…
せめて、音楽について語るオーディオと言う趣味であって欲しいし、そういう器械であってほしいし、そういう、オーディオ人であってほしい、と、
孤独を感じつつ、切に、お祈り申し上げる、今日この頃です…笑
録音機器、新調しました。
おもちゃ、Zoom Q2HDと、やっと、オサラバ、です。
こう、ご期待!
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