突っ込みどころ満載。笑

って、コメントにありましたけど。笑

私、これまで、彼女の演技そのものの成績とか失敗を、攻撃したことはないです。よね？
あったら済みませんが、ただ、彼女の演技の自分なりの良しあし、好き嫌いは、言っていますが、まあ、皆さんやっていらっしゃることですからね。

なのに、何故か、浅田選手を褒めない記事を書くと、アンチ呼ばわりされてしまう、真央ファンの…さ、ですね。
ま、ファンてそんなもんかなとは思いますが…

でも前回の記事は、言いたいことは、記事タイトルのことで、これ、単純に事実なので、特に感情的な話ではないんですが、コメントいただくのはその肝心なことではなく、その他記事の体裁として色々付け足したことについてで…笑
ジャンプGOE-1.40っていうのは、スルー。

 

今回の2015GPS中国大会は、先のジャパンオープンと同じように、誰が言ったか、テレ朝が決めたか、ファンが決めたか、日本中が何か強迫観念にとらわれたのかは分かりませんが、浅田選手の競技会復帰イベントになりました。

そんな、騒がしい、普通ではない雰囲気の中で、日本の本郷選手は、フリーでは1位、総合2位で、ファイナルに望みをつなげました。

まあ、本人もルーチンなISU主催競技会は初戦でしたから、緊張もあったかもしれませんが、195.76は、先に出場したフィンランディア杯の187.45よりも上がっていますから、今後は、大きく崩れない彼女の良さが生きるよう、もっとエレメンツの精度を上げることが必要なんでしょうね。

彼女の滑りは、前にも書きましたが、個人的にはあまり好きではないんですが、そのクビから肩、そして背中に行くラインに、いつも緊張感を感じると言うか、ちょっと猫背っぽいので、私は彼女の演技を見るといつも肩が凝るんです。笑　ただ、それよりも、全体的に技をもっと丁寧にやる、そう見せる、そう感じさせるように心がければ、多分、少しずつ加点も増えると思います。PCSなんかは特にそうなんじゃないですかね…　

まあ…　印象だけで、評価変わったんじゃ困るんですけどね、採点競技とは言え、スポーツでね。笑

それにしてもでです。

このフリーのプログラムは良いですね。
振り付けも、後半の盛り上がりに併せて、あのアイリッシュダンスを効果的に使ったりして良いですし、彼女もそれを理解し、自ら体感した楽しさ、躍動感を、振り付けを演じると言うことを超えたところで、私たちにアイリッシュの世界を見せてくれましたね。

会場盛り上がっていましたが、先のフィンランディア杯でも結構盛り上がっていましたからね。笑

いいプログラム、いい演技でした。

 
で、

ISU公認かどうか知りませんが、テレ朝企画の「浅田真央、競技会復帰記念イベント」と化した本大会の主役、浅田選手は、前日のショートとうって変わって、3Ａをしっかり決めてきました。

ご覧のように、GOEも、2 2 1 2 3 2 2 2 1 で、1.86ですからね、素晴らしいです。

ただ、残念なことに、それを帳消しにして、お釣りが来るくらい他のジャンプを失敗しまして、イベントもいまひとつ盛り上がりませんでしたね。

ただ、今回の浅田選手の演技に関しては、基本、評価の対象にはなりません。
休養後の競技会第一戦目ですから、ダメもと、ですから。

結果がどうあれ、やる前から、彼女への評価は決まっていましたからね。

ただ、問題は、このジャンプの失敗をどう見るかですね。

これまでの最大の課題であった3Ａをあれだけ完璧に跳ぶことができたにもかかわらず、他のジャンプを、ああいう形で失敗してしまう。
普通、課題を完璧にできた時の状態と言うのは、いい状態だと思うので、であれば、他の「いつもの」ジャンプは、できるものだと、素人は思ってしまいますが、今回の彼女の場合は、違ったようです。

 
単なる予想外の出来事、ハプニングなのか。

単なる、休養後一戦目の本試合だから、試合感が戻らないせいなのか。

単に、そういうことで、緊張しただけなのか。

単に、練習不足なのか。

じゃあ、今後練習すれば出来るのか。

ここ数年、成功率の低い3-3のコンボ、復帰後、練習すれば、加点のもらえるまでに、なるのか。

 
それとも、

 
技術的に、実は、もう無理があるのか。

今までどおり、練習で出来ても、本番なったら、出来ないのか。

いやいや、休養し、精神的にも充実していて、以前の彼女とは違うので、そういうことは、もうないのか。

 

まあ、私には全く分かりませんね…

 
あの、3Ａを見るからには、3Ａを試合で跳ぶ、と言うリズムみたいなもの、何かしら揺るぎないものを掴んだように思いますから、試合ごとの出来不出来はあるにしても、大丈夫なのかなあ、と言う感じはします。

が、

にもかかわらず、他のジャンプで、ああいうことになってしまう…

 

復帰イベントと言う、浅田選手にとっての特別な記念日は、終わりました。

これからは、他の選手と同じように、日常的な、競技生活が始まります。

その中で、一競技者として、どんな成績を残していけるのか。

 

 

それによって、今回の、彼女の3Ａの成功とジャンプの失敗の、本当の意味が分かるのかもしれませんね。
 

 

 

ちなみに、本郷選手と浅田選手のPCSのInterpretatio、曲の解釈、浅田選手の方が高いですが、本当にそうなんでしょうか？

本郷選手　8.00 7.25 8.50 8.25 8.50 9.00 9.25 8.25 8.00 で8.36。
浅田選手　9.00 9.25 9.25 8.50 9.00 9.00 8.75 9.00 8.25 で8.93。

私は、決して負けてはいなかったと思いますけどね。

 

【フィギュアスケート】採点ルールと技術解説まとめ Wiki　と言うサイトに多分ISUの基準かな、そういうのが解説されています。

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曲の解釈（interpretation）ではわかりやすいように以下の３つの観点に絞りました。これらの観点は採点を行う前のチェックポイントにもなります。

１．音楽的な動き(Musical movement)；スケーターの動作が音楽のスタイルや特徴、楽句を表現しているかどうか。
　　一人の観客またはジャッジとして音楽や動きに引き込まれるように感じるのか、それともたまたま音楽がBGMとして流れる中でスケーターが滑っているだけのように感じるのか。

２．ニュアンスを表す動き(Expressive nuance movement)； どの音楽作品にもディテールがある。スケーターの動作はその楽曲の細部まで表現できているのか、それとも楽曲の細部が全く意識されていないのか。

３．力みなく軽々とした動き(Effortless movement)； 演技は力みなく軽々と行われているか；力みなく軽々とした演技というのは往々にして素早く行われる。
　　それとも傍目にわかるほど必死で演技していたり、演技終盤で疲れてしまったりといった風に見えるのか。

審査員は上記のポイントを単純に「出来た」「出来ない」とだけ評価するのではなく、どの程度出来たのか、演技の出来ばえ（割合）を可能な限り正確に各要素の得点に反映させなければなりません。

曲の解釈（interpretation）とはスケーターの動作と音楽のスタイルや特徴とをどう結び付けるか、ということです。音楽のニュアンスをスケーターがどう捉えて動作で表すのか、そして最も難しい点；いかに演技全体が力みなく軽々と行われているように見せるか、とことなのです。

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とりあえず、本郷選手はあれくらいの演技をしたわけですが、それでも、7.25をつけているジャッジがいますし、浅田選手のあの重たい演技にも負けてしまうと言うのは、本郷選手、これ以上何をすればいいんでしょうかね…

 

 

 

 

 

This entry was posted on Monday, November 9th, 2015 at 1:58 PM and is filed under フィギュア・スケート, 浅田真央. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.