Archive for September, 2013

バイナリ一致、でも音が違う、の考察。「ローマの松」全曲

前回音源をアップしたBOXというクラウドサーバーは、ファイルにアクセスした数が分かるのですが、意外に皆さん音をお聴きにならないと言うことが分かりました。記事へのアクセス数からしたら、相当少ないです。まあ、以前からブログやりながら感じていたことではあるのですが、ブログを見てくださる方はやはりを記事を読みたいんですよね。音楽を聴きたいとは思わない。自分のことを考えてもそうですからね。音楽聴くって意外にエネルギーが必要なものです。ましてや微妙な聞き比べなんかね… 疲れます..それと、今回はブログ内で聴けずに、リンクさせましたからね。私もそうですが、リンクへ飛ぶのってめんどくさいです。 ま、まだ聴いていない方、気が向いたら聴いてください。聴き比べでなくても私がメインとして使っているPHILIPSでリッピングしたものだけでもどうぞ。それか、ローマの松だけでも。結構いいですよ。 考察。 と言うほどのことはないですが、気づいたことを上げてみますと、 1.同じドライブ、同じCDでもリッピングごとにバイナリが変わることがある。2.同じドライブ同士でもCDによってバイナリが合わないものがある。3.明らかに音が違うものは、バイナリも違っていた。4.Hitachi-LGが以外にいい。 かな。笑 今回私が使ったドライブは古いものばかりで状態はあまりよくなかったせいもあるでしょうが、リッピングにおいてもバイナリデータと言うものは結構不安定なものなんだと思いました。ですから、確かに今回確認したように、バイナリ一致してもドライブごとの音の違いは存在するのですが、再生時でのドライブごとの音の違いは、やはりバイナリ自体が違っていると言うことも考えられます。バイナリが違っている、つまり違うデータとして認識しているわけですから、音が違って当然ですね。そこら辺は混同しないようにしなければなりません。上の3.のように明らかに音が違うものは、バイナリも違っていましたから。 それと意外にPC付属のHitachi-LGが良かったです。そう感じませんでしたか?楽器の音色、質感はチープなんですが、「What’s New」なんかは、Hitachi-LGの方がいろんな意味で魅力的でした。こうして比べると、常用のPhilipsは、低音が甘いです。正直、「What’s New」は負けてる部分が多く感じます。 ただ、「ローマの松」の最初のイングリッシュホルンを聴くとやっぱりPhilipsかな、と安心します。最後の金管も。電源対策が効いてます。   それにしても、データが同じなのに音が違うと言うことは、少なくともWAVにフォーマットされた場合、音はバイナリデータだけでは成り立っていないと言うことでしょうかね…じゃ、WAVってなんじゃ?っていうことになりますが、これはほんとに良く分かりません。 下の表は、WAVの中身に何が記述されているか示したもののようです。まずは、ヘッダと呼ばれる項目で、音声データの前に記述されているそうですが…   で、お次が書いてありますように、サンプリングレート44.1kHzの音声1秒間データの例です。 よく分かりませんね。笑 ただ、WAVと言うファイル形式で塊としてフォーマットされた場合、純粋に音声データだけではないと言うことは分かりましたね。 この辺に何か秘密がありそうですが、それを知るには、実際中を見てみればよいわけです。実際そういうソフトありますがインストールの仕方がよく分からない。笑   それより、ヤフオクでHitachiのドライブ手に入れました。もちろんLGなんかに汚されていない頃の製品で日本製。 ちょっと期待してます。 で、せっかくですから「ローマの松」全曲お聴きください。改めてリッピングしたものです。16bit-44.1KHzのWAVを320Kbit/s-44.1KHzのmp3に変換。 ファイルサイズは違いますが、アッピア街道の部分のバイナリって、前回のものと一致しているんでしょうかね…  【レスピーギ/交響詩『ローマの松』】  フリッツ・ライナーシカゴ交響楽団1959年10月24日 シカゴ、オーケストラ・ホール XRCD-SHM   今回は44.1KHzでリッピングして、サンプリングレートはそのまま44.1KHzでmp3にしてます。WAVを聴いても感じましたが、やはりアップコンバートしない方が良いです。前から言われていることですが、ハイサンプリングの音を聴きたければやはりアナログからハイサンプリングでADされた音源を聴くべし、ですね。ですから、HDtracksなんかもアナログマスターからハイレゾ化した音でなければ聴く価値はないかもしれません。 ただそうすると、一旦DAされたものを、改めて自分でADさせまたDAしてきくことになるわけで、DAコンバータの性能もさることながら、何よりもADコンバータの性能が鍵になります。まあ、中途半端なものじゃ駄目でしょうね。業務用で使うくらいのレベルが必要だと思っています。 将来的にはやりたいですね。 ただ、レコードもADしてしまっている方もいらっしゃいますが、正直理解に苦しみます…苦笑      

Monday, September 23rd, 2013 

YouTube 更新

YouTube 更新しました。 ヴィクトリア・ムローヴァとカティア・ラベックのデュオで、 1.ストラヴィンスキーの『イタリア組曲 』(ヴァイオリンとピアノ編) 2.ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ 一昔のスターの競演? なんて言ったら怒られそうですね。笑 二人とも技術がしっかりしていますから安心して聞ける演奏。 クールでタイト、無駄のない解釈が好感をもてますが、叙情に欠けるところはないものねだりかな…      

Sunday, September 22nd, 2013 

YouTube 更新

YouTube 更新しました。 今回はリンクさせずに貼り付けちゃいます。 ①は現代音楽。初めて聴く曲ですが、なかなか締まった曲、締まった演奏で良いです。 ②から④はアラベラ・シュタインバッハーのヴァイオリン。  非常に美しい人で、しかもヴァイオリンも上手いです。音がきれいですね。現代の演奏家らしい音ですが、ヒラリー・ハーンよりヒューマンでユリア・フィッシャーよりスマートな演奏。思わず沢山アップしてしまいました。 天は二物以上彼女に与えました。 ①ジョルジュ・レンツ /天は語る… VII 「ミステリアム」 – Monh  タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)  ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団  エミリオ・ポマリーコ 指揮  録音: July 2010, Philharmonie Luxembourg, France   ②プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op. 19  アラベラ・シュタインバッハー (ヴァイオリン)  ロシア・ナショナル管弦楽団  ヴァシリー・ペトレンコ指揮   ③プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op. 63  アラベラ・シュタインバッハー (ヴァイオリン)  ロシア・ナショナル管弦楽団  ヴァシリー・ペトレンコ指揮   ④ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op. 26  アラベラ・シュタインバッハー (ヴァイオリン)  リスボン・グルベンキアン管弦楽団  ローレンス・フォスター指揮  録音: July 2012, Grande Auditorio […]

Friday, September 20th, 2013