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CDをなめんなよ !! CD VS ハイレゾ 「クライバーの運命」聴き比べ

ハイレゾ、ハイレゾと猫も杓子も言っているのか、ただ業界が騒いでいるだけなのか、いや実は、本当にこれが最高と思っているオーディオ初心者が多かったりするであろう、と言うことで、ならば、CDつまり16bit/44.1KHzと市販のハイレゾファイルを聴き比べしてみます。 で、クラシックで誰もが知っているものと言えばこれしかないでしょう。   カルロス・クライバーとウィーンフィルの運命。   で、買いましたよ、このためにわざわざ。笑 第一楽章のみですけどね。 現在はe-Onkyoで配信されています。 第一楽章 411円なり。 ハイレゾ音源 24bit/96KHz/WAV/   で、対するは、我が所有のCD。 オリジナル=イメージ・ビット=プロセッシング 処理をしたシリーズで、多分当時の録音時のマイク間の距離によって高域などの響きのずれを、作品ごとの録音データーを下に修正した、物だと思います。 だから、このシリーズは全体的に高域に特徴があります。いい音なのか悪いのか、いまだに判断のつかないCD。笑 さすが、グラモフォン。笑   CD音源 16bit/44.1KHz/WAV/   今日は第一楽章を聞き比べます。 ファイルサイズは、 ハイレゾ 246.1MB CD    74.4MB    聞き比べるにあたって必ずやって欲しいことがあります。 其々のファイルに合った設定で聴くこと。 つまり、ハイレゾ音源を聴くときは、PC、オーディオインターフェイス、DACを24bit/96KHzに設定し、CD音源を聴くときはそれぞれ16bit/44.1KHzにすること。 ただ、面倒くさいのであれば、ハイレゾ音源聴いた後、CD音源を24bit/96KHzのまま聴いてもその違いは分かると思います。 その場合、多分、PC、Windowsのほうで勝手にアップコンバートしてるはずです。 これがWindowsの音を悪くしている根源ですが… ただ逆の場合は駄目です。ハイレゾの真価全く出ません。当たり前ですが。 あと、ファイルをダウンロードして、foobar2000でWASAPI排他モードで聴く手もありますね。   ファイルサイズの違い、見てください。 3倍以上。 ですから、24bit/96KHzの設定のまま、WindowsにアップコンバートさせてCD音源を聴いても、データー量からしたら、CDはハイレゾファイルに敵いません。 数値を見るとね、そうなります。 ただ、実際の音聴いて驚くと思います。 ただ、私のDACは48KHzまでしか対応してませんので、本当のところは聴けていません。 皆さんで、確認してください。   まずは、ハイレゾから。 CD   どうですか? このハイレゾ音源との比較であれば、私はもう完全にCDに軍配ですが…     どうでしょう… 世界が認めた名演、名盤として、どちらが相応しいか…      

Sunday, January 18th, 2015 

ハイレゾ・ファイル、購入したけど…

これですね。 結論から言うと、言うまでもないですが、さすが24bit/96KHz と言った感じです。少なくとも私が所有していてききくらべたCDとは雲泥の差でしょうね。 ←私のはこれ。 2008年リマスタリングものなんですが、実はこのCD、買った当初から音が悪く、現在CD再生は色々自分なりに良くなってきている中でも、いつまでたっても良く鳴らないCDなんですよ。 で、購入した音源は、下にあるように、2011年に改めてアナログマスターから直接24bit/96KHzにコンバートしたもののようで、音も、細かく言いませんが分かりますよね?音が鮮やかで上下伸びてて、きめ細かく、明らかにハイスペックな音です。   ところがですね、音質とは関係ない大きな違いを見つけてしまいまして。 それは、タンホイザーの「ヴェーヌスベルクの音楽」にあたる部分で、ダウンロードした音源で言うと2曲目ですが、そのカスタネットの位置が左右反対なんですね。今回購入した音源は右からですが、CDのほうは、最初左からで、盛り上がったところで、左右両方から聞こえてきます。で、このCDはもともと音が良くないのは言いましたが、どうも金管の定位もはっりきしてませんで、トランペットなんかは強奏のところで左右から聞こえてくる感じなんですね。まあ、システムの調整が不十分なのかもしれませんが… で、そのことをHDtracksに問い合わせたところ、まあ、自分たちは小売なんで、音源は提供元がリマスタリングしたものを売ってるだけなので、分からない、と言うことでした。そりゃあそうかと思い、上のを良く見てみると、リマスタリングはSimon Gibsonと言う方がやっていらっしゃるようで、実はこの方、今回比較した2008年のCDもリマスタリングしてるんですね。同じ奴がやってんだぁ~、って感じですが、じゃあ、リマスタリングやった本人に聞けば早いんで、そうしようかなと思ってはいますがまだ聞いてません。笑 で、本当ならレコード聴けばよいんですが今聞ける環境にないので、ならばということで、現在は、なるべく初期のCDで確かめるべく物色しているところです。   前から言われていることですが、ハイレゾと言ってもその元ファイルが何んなのかが非常に重要ですし、それが小売の段階ではまったく把握していないと言うことです。中には情報が来ているものもあるようですが、基本的には、単にスペックが24bit/96KHzのファイルだということですね。 ハイレゾ音源を購入すると言うことは、こういう怪しげな世界にかかわると言うことでもあって、そういう類のことって、CDのときに散々悩まされたことで、個人的にはもう嫌です。パッケージもないから、提供者、音源の責任者の顔も見えない。 音もね、Blu-ray Audioのときのような感動はないしね。 今の私のシステムの場合、ディスクを再生するからこそ生きる”技”を駆使する、みたいなところがあるので、ファイル再生は、そのファイルをどこに収めようが、電源どうしようが、ディスク再生には敵わないような気がします。   っていうか、ファイル再生のためにHDは何が良い?SSDがいい、電源はこうして、なんてやりたくないしね。   で、話は違いますが、 ましてや、アナログ音源をDSD化するなんて、ね。笑 http://tannoy.exblog.jp/21279100/ ま、人それぞれか… これについてはまた考えてみようかな…        

Friday, January 24th, 2014