Archive for October 16th, 2017

ジャッジに泣いた荒木選手 2017 JGP イタリア大会 女子

2017 JGP イタリア大会 女子、今回私は、紀平選手を応援ということで、荒木選手については、結果が出るまで触れませんでしたが、この大会、荒木選手は、頑張りました。   結果は、堂々の4位。得点も、181.00ですから、シニア1年目としては、良いスタート切れたと思いますし、前回大会でも、183.00ですから、安定した実力の持ち主なのは、証明されましたね。 しかも、シリーズとおした、総合得点は、6位、なんですからね! 凄いです。     彼女の魅力、武器はなんと言っても、ジャンプですね。 このショートの、冒頭のコンボのフィリップ、高さ、飛距離、そして流れ、魅力的ですよね。 次のルッツも、高さがあって、飛距離もあって… で、ミスする感じがないんですよね、彼女。 スピンもポジション良く、軸も安定、スピードもある。 あとは、このショートではステップですかね。 まあ、レベルが2ということで、振付に問題ありだったんでしょうが、少々、勢いがなく、何ていうんでしょう、ステップやターンが苦手っていう感じはないんですが、この演技に関しては、ステップシークエンスとしてのノリが悪いというか、エッジに乗り切れていないというか、でもそれは、振付が悪いような気もするし…、って感じでしょうか?笑 なんのこっちゃ。笑 ここで、訂正ですが、このショートの振付、以前の記事で、宮本氏のもの、って書きましたけど、WiKi的には、キャシー・リードの振付のようです。 スミマセン、間違えました… やっぱりキャシーは、ショートの人ですね。笑 で、この演技で、64.57…     まあ、相変わらず、冒頭のコンボ、良いですよね… こういうジャンプ、 村上佳菜子さんのいいときのジャンプもこういう感じでしたかね… さすがに彼女の方が、バネがある感じでしたけどね。 で、紀平選手を応援している私としては、ああ、またジャンプ、安定してるわ~、ミスとかしないのかなぁ…、なんて観てたら、次のジャンプ、失敗してくれて…笑 でも次の2Aふらついた以外は、後のジャンプ、安定してましたし、後半に入ってからのルッツからの3連続、ファーストのルッツ、高さ、飛距離、いいですよね、後の2つのジャンプもそれほど詰まってないし… 技術以外の振付の演技のほうも、ジュニアデビューの今、これだけの演技できていれば、良いんではないでしょうか。 後は、音楽、振付を通して感じた自分の感情やエネルギーを、どう上手く、演技動作に乗せていくか、その辺を覚えていけば、もっと、よくなるでしょうね。 今後、PCSは自然と上がっていきますよ。 ただ、振付師を余り固定しないようにお願いしたいですね。 今は、キャシーと宮本氏がやっているようですが、こういう感じって、なんか、固定しそうな雰囲気、感じて、心配です。笑 まあ、二人とも、振付、悪くないので良いんですが。 で、この演技で、116.43… 皆さん、どう思われるか分かりませんが、私は、彼女のこの演技に、116はないと思いますよ。 ジャンプ失敗はありましたけど、120はいって良い、演技ですよ。 今のシニア女子なら、確実に、125,6は、いってますよ。 先の記事にも書きましたが、今大会のジャッジは、辛口で、まあ、それがロシア選手に対しても同じだったので、今までのほかの大会に感じた、不公平感はなかったのは良かったんですが、それでも、こと、荒木選手に関しては、ちょっと、厳しかったですね。選手本人もコーチも、それは感じたんじゃないでしょうか。 ジャンプに加点が付かない… あれだけのジャンプ跳んでて、この加点は少ないです。 もし、減点なくても、単純に上のスコアーの-1.9と-0.14を足して、116.43+1.9+0.14とすると、118.47 にしかなりません。 仮にこの2つのジャンプに加点2点付いても、120.47ですよ。 ノーミス演技して、120しか貰えないような、演技、ジャンプでしたか?? 冗談じゃないですよ。 これはもう、PCSなんか特にそうでしょうけど、ジュニア一年目だからですよね。 正直、今回の紀平選手の出来であれば、紀平選手より上行ってても、可笑しくなかったと思います。 ただ、紀平選手のほうが、基礎点が高かった分、勝ったんだと思います。 それと、PCSと。 まあ、今まででしたら、こんな感じの採点基準だったようにも思いますけどね。 でも、大会によって、採点基準を大きく変えられたんじゃ、やるほうはたまったもんじゃありません。 人間が審査する、採点競技の誤差を超えてますよ。   […]

Monday, October 16th, 2017