密かな”ロシア特集”再開です。 しばらく、コメント少な目です。 まずは、アンセルメの「火の鳥」。 スイスロマンドではなく、ニューフィルハーモニアです。 アンセルメ最後の録音。 亡くなる3ヶ月前の録音・・ こういうポップな曲は実は難しい・・ アンセルメのこの演奏は、ちゃんとバレエ音楽です。 これをしっかり評価できますでしょうかね・・・ おいしいところを拾い聴きしないように。 それではこの演奏の真価が分かりませんので。 リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder 音声はMP3 【ストラヴィンスキー/バレエ《火の鳥》(1910年版:全曲)】 エルネスト・アンセルメ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 1968年11月 ロンドン、Decca テンポが遅く、つまらないと思った方。 顔洗って出直した方が良いです。 しっかり、頭から聴きましょう。 PC音源は、メインシステムで聴きましょう。 にほんブログ村
Archive for the 'アンセルメ' Category
アンセルメ&ニュー・フィルハーモニアの"火の鳥" アンセルメ最後の録音
アンセルメのエロイカ
今日は、エルネスト・アンセルメの指揮でベートーヴェンの交響曲第3番「エロイカ」です。 先日4月20日のブログでフルトヴェングラーのエロイカより名演だ!と豪語してしまったので笑、今日はそのアンセルメのエロイカをお聴きいただきます。 今日は私のくだらない能書きはあとにしましょう。笑 ちなみに、アンセルメは1883年、スイスのフランス語圏の町ヴヴェイ(レマン湖畔があるそうです)生まれ、フルトヴェングラーは1886年、ドイツ、ベルリン生まれです。 アンセルメの方がほんの少しですが年上なんですね。以外でした。 ベートーヴェン/交響曲第3番ホ長調作品55「英雄」 エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1960年、ジュネーブ、ヴィクトリアホールにてDECCA録音 リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder ファイルサイズは69.6MB。 音声はMP3です。 第1楽章 Allegro con brio 第2楽章 Marcia funebre: Adagio assai 14:35~ 第3楽章 Scherzo:Allegro vivace 29:51~ 第4楽章 Finale:Allegro molto 35:51~ ベートーヴェン/交響曲第3番ホ長調作品55「英雄」-DECCA国内盤- (映像と実際使用したCDのジャケットは異なります) いかがでしたか? これぞ、エロイカ!っと私は思います。 アンセルメは、まずドイツ様式からベートーヴェンを解放してしまいました。 (これは、ドイツ音楽はこう演奏すべき、という固定概念から自由になっている、と言う意味が強いです) 音符の一つひとつの意味をスコアーに在るがままに捉え、曲全体を計算し、描き直していますね。 ただ、彼の凄いところは全てのアゴーギク、ディナーミクが計算ずくであるにも関わらず、それが音楽を表現することに一つ残らず貢献していることです。 […]